祇園祭の7月!今年は半世紀振りの復活行事もあります!


7月になりました!
ご存知、京都では祇園祭が行われます。
そして、今年は半世紀振りに復活の行事もあります!
のちほどご紹介。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

何度もお越しになった方もおられるかと思いますが
ここで改めて祇園祭をご紹介します。

□祭の概略
約1000年の歴史を誇る日本三大祭の一つ。
八坂神社の祭で、期間は毎年7月1日から31日まで
1ヶ月にも及びます。
 一般には山鉾巡行や宵山が広く知られていますが、
期間中は多彩な祭事が行われます。
 祭は単に神社や氏子だけのものではなく、
現在京都市全体の祭として繰り広げられています。

□主な行事
 2日 くじ取り式 :山鉾巡行の順番をくじで決める式。
10日 お迎え提灯 :神輿を迎えるため、趣向を凝らした
    各種の提灯を持って行列します。
10日 神輿洗 :中御座の神輿を運び、鴨川で洗い清めます。

10~14日 前祭 鉾建・山建 :各町で山鉾を組み立て。
14~16日 前祭 宵山 :各山鉾で提灯が灯され、
    祇園囃子が賑やかに奏でられます。
17日 前祭 山鉾巡行 :午前9時 四条烏丸出発。
17日 神幸祭 :3基の神輿が午後4時頃から氏子町内を巡行し、
    四条御旅所にとどまります。

17~21日 後祭 鉾建・山建
21~23日 後祭 宵山
24日 後祭 山鉾巡行
 :午前9時30分 烏丸御池出発
24日 花傘巡行 :午前10時 八坂神社出発
24日 還幸祭 :3基の神輿が午後5時頃 四条の御旅所を出て、
    氏子町内を回り、午後10時頃神社へ帰ります。
28日 神輿洗 :10日と同様、四条鴨川で洗い清め、
    午後8時頃神社へ帰ります。

140703祇園祭

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

祇園祭 前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)
 ~半世紀振りの復活!

(日本の祭)
 日本の祭は、神霊を迎えて祭祀し、鎮めて送ることを基本とし、
神迎えと神送りのふたつの儀礼が中心となります。
そしてこれら儀礼は、神霊を戴く神輿の渡御という形で表されます。

(神幸祭と還幸祭)
神社から出た神輿は、氏子地域を巡り、一定の期間御旅所に駐留
されたのち、再び神社へ戻ります。
御旅所までの往路を神幸祭、神社への復路を還幸祭といいます。

(祇園祭)
祇園祭も7月17日に神幸祭、24日に還幸祭が行われています。
豪華絢爛な山鉾は、祇園祭の行事の中心に位置づけられ、
神幸祭に伴う山鉾巡行を前祭、還幸祭に伴うものを後祭と称し、
元々は異なるコースで毎年2回執り行われて来ました。

(合同から復活へ~)
しかし戦後、日本が高度経済成長を迎え、京都でも交通緩和などを
目的として、1966年より昨年2013年まで前祭と後祭を合同して、
7月17日に合同巡行が実施されて来ました。

そして2014年。
千年以上の長きにわたる習わしを後世に正しく伝えるため、
後祭の山鉾巡行が復活します。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

いかがでしょうか。
この歴史ある、豪華絢爛な山鉾など魅力たっぷりの祇園祭。
そして今年は49年振りに復活の行事もあり、
その歴史的瞬間をご覧に、是非お越し下さい!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です