『京都おさんぽ#16』KIMONO SHOW! 西陣織会館のご紹介。


日本を代表する文化の一つ「着物」。
多くの外国人もご存知のこの”KIMONO”ですが、
今日ではその手軽さなどから洋装をする人が多く、
夏の花火で浴衣を着る人はよくいますが、
日本人も日常的に見たり、実際に着ている人は
割と少ないのではないでしょうか。

しかし京都に住んでいると、日常的に見る機会も多く
そのたびに、いいものだと感じます。

今日はそんな着物の文化に触れることの出来る場所の
ご紹介です!

 
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西陣織会館(http://www.nishijin.or.jp/kaikan/)。
ここはその名の通り、西陣織・着物文化の総合施設といった趣きです。
西陣織の歴史や実際の工程を見たり出来ますし、
手織りの体験もさせてもらえます。

140422西陣織会館4
また2階には着物や帯はもちろん、ネクタイや洋服、タオルや掛け軸、
色々なグッズが販売されていました。

 
ですのでここでは
歴史を学んだり、
織機の実物や実際の織っている様子を見たり、
また出来上がった着物を着てみたり、
ショッピングと、
楽しみ方は人それぞれですが、

その中でも素敵なイベントを見られたので
皆さんにも是非ご紹介させてください!
それがタイトルにもある『きものショー』です。
お昼間のほぼ毎時行われているようで
会館1階の中央ステージに
色とりどりで、さも艶やかな着物を
お召しになった女性が次々と現れます。

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平日というのに海外からお越しの方が
たくさんおられて、一眼レフや携帯カメラで
さしずめ撮影会が繰り広げられていました。

中には終始笑顔で、着物の女性を楽しそうに
見られている紳士もおられました。

もちろん鮮やかな着物に魅入ることもありましたが、
女性が後ろ向きになったときに帯が左右非対称に
結ばれていることもあって
着物を着るときにも、そういう「遊び」があるんだな~
と感心しました。
西陣織6

このイベントは無料で見ることが出来ます。
自分で着物を着ることもとても素敵な思い出になるでしょう。
しかし一方でこんなに気軽に
日本女性が着た着物を多くの外国人や日本人に見てもらう
イベントを私はとてもいい取り組みだと感じられました。

140422西陣織
そして、ショーの最後には登場した女性がズラリと並んで
華々しいショーは幕を閉じます。

 
最後に場所の情報を。
『西陣織会館』は今出川通りと堀川通りの交差点から
少し南に下った所です。
わが『和音』からも徒歩10分ほどで行けますので
観光の楽しみに是非どうぞ!

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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