『京都おさんぽ#25』寺町通の町中に突然現る名刹~本能寺のご紹介。


京都の夜空では今晩の織姫と彦星の年一回の逢瀬は
見られそうにありません。残念。

一方、巨大な台風8号が接近しているようです。
中心付近の最大風速が70m/s超え、
台風の目もくっきりで、その大きさがわかります。
注意が必要です。

 

さて、先日ですが梅雨の合間に少し散歩しました。
ぶらっと歩いていると、
歴史に名を残す名刹と出会いました!

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140707本能寺

『本能寺』
京都市中京区にある、法華宗本門流の大本山。
織田信長が明智光秀に討たれた『本能寺の変』で有名ですね。
ここには塔頭が7院!もあるそうです。

(名称そして繁栄)
元々は現在と違う場所に『本応寺』という寺号で、
1415年に日隆によって創建されました。
その後破却や移転があり、1433年に現在の『本能寺』と改称。

応仁の乱(1467~1477年)以降は町衆の中で
法華宗の信仰が広まり、繁栄を極めたそうです。

(かの事変~移設)
それから100年後に起こった本能寺の変(1582年)で、
この寺を宿所としていた織田信長は、
明智光秀の率いる軍勢に包囲され打死。
その際に堂宇を消失したそうです。

時代は流れて1591年、豊臣秀吉の命で本能寺は
現在のある寺域に移転。

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繁栄と波乱の歴史を持つ本能寺。
今では、御池通の少し南、
寺町通沿いに佇んでいます。
寺院前にはこんな立派な商店街があります。

140707寺町

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道中には梅雨の天気を喜んでいるような
紫陽花が咲き誇っていました。

140707紫陽花

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