暖かくなってきました。京都!
梅・桜を始め、これから様々な花が咲いてきますが
今回は京の夜、東山の街中に咲く「花」をご紹介します!
その名前は「東山花灯路」。
八坂神社や円山公園をはじめとした東山エリアで
2003年に始まったこのイベント。
(今年は3月14日(金)~23日(日)の期間開催。雨天決行だそうです。)
(イベントURL http://www.hanatouro.jp/higashiyama/)
このイベントのシンボルといえるのが行灯(あんどん)。
京の竹材工芸の技が活かされた
「京銘竹露地行灯」と名付けられたそれらは
春を迎えた夜の東山に華やかさを添えています。
町の至るところに綺麗な模様をあしらった行灯が置かれ、
その数約2500!
それらを楽しみながら、街中を練り歩く、というものです。
この日は夜なので少し肌寒かったのですが
行灯の優しい灯りに癒されました。
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そして、しばらく歩を進めて「八坂神社」へ。
ここでは、イベントの見所の一つ、舞妓さんによる踊りが見られます。
その「芸舞妓による奉納舞踊」。
神社の真中に用意された舞殿に現れた二人の舞妓さんと弾き手の方。
傍らで奏でられる弦の調べに合わせて、
なんとも優美な舞い。
日によって小道具も変わるらしいのですが
今宵は傘。
傘も活かしたりしながら、
二人の立ち居振る舞いがなんとも艶やかです。
私にとって生で見る初めての舞い。
ご覧になったことのない方は是非どうぞ!
その舞踊の開催場所・時間は以下のとおりです。
『八坂神社の舞殿にて
3月21日、22日、23日に実施。
時間は18:30~、19:00~、19:30~の各3回』
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そうそう。
「なんだ~お花は見られないのか~」というあなたへ。
花灯路では行灯だけでなく、生花も見られます!
雅ないけばなが円山公園で見られますよ。
普段は野外では見られない、いけばなが
公園を通った人たちを魅了していました。
カラフルな路傍の行灯の花を楽しむ。
舞の花でほんのヒトトキのタイムスリップ。
いけばなに魅了される心地よさ。
京の夜を楽しみにいらしてください!