こんばんは!
7月も終わりですね。
今日も暑い一日でした。
最近よく夕方に雨が降ります。
今夕もザーッと結構な強さの雨が降りました。
雨の最中は移動もままならないので
困りますが、
雨上がりは気温も下がり、
空気が落ち着くのでいいですね。
さて今年の祇園祭の様子も三回目。
残りの様子をご紹介します。
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『占出山(うらでやま)』
神功皇后が鮎を釣って戦勝の兆し
としたという説話を元にした山。
山の上に鎮座する金の烏帽子の御神体は
右手に釣竿、左手に吊りあげた鮎を持っており、
このことから別名『鮎釣山』とも言います。
最初の長刀鉾がたっぷり時間をかけて
抜けていったのとは対照的な動き。
この占出山は目の前をスッと進み、
その先の交差点もパッと曲がって行きました。
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『函谷鉾(かんこほこ)』
こちらも長刀鉾と同じく「くじ取らず」で、
毎年全体では5番目。
鉾では長刀に次いで2番目に行きます。
「孟嘗君」という中国の人物の故事に因んだ鉾です。
中国の函谷関でその家来に鶏の鳴声をモノマネさせ
関門を開かせ難を逃れたそうです。
鉾頭の三日月と山は、夜中の山並みを表し、
真木の上端には上記の孟嘗君、
その下に雌雄の鶏が祀られています。
こちらは統率の取れた集団という印象でした。
写真にもあるように
整然と並んだ男たちが
チームワークよく鉾回し。
意外と早く進んで行きました。
この函谷鉾を見たあと、
少し御池通を東へ進んで
観覧場所を変えてみました。
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しばし歩きましたが、なかなか鉾・山が来ません。
途中、御池通を渡るときに東を見ると
だいぶ向こうに見えます。
普段間近で見る鉾ですが
遠くで見るのも面白いですね。
高さがあるのでかなり離れていても
鉾とわかります。
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鉾の最頂部はかなり高く、
このように信号機より高いので
抜けるのには力や技術はもちらんのこと、
慎重さが必要だと感じました。
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さて長かった前祭もこの鉾が最後。
『船鉾(ふねほこ)』
こちらは「くじ取らず」で、23番目。
前祭の山鉾巡行の最後を飾ります。
その姿は「日本書紀」に書かれている
神功皇后の新羅出船に因んでいるそうです。
船頭を見ると「鷁(げき)」と呼ばれる
想像上の瑞鳥を飾っています。
先の鉾とは雰囲気が違います。
それまでの鉾は豪華絢爛・壮大さが
際立っていました。
これに対して、
船鉾はその船のフォルムが
そう思わせるのか、
優雅に御池通を流れていくようでした。
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さて三回に渡ってご紹介した
2017年祇園祭 前祭。
サイズの違いや
それぞれにまとった個性的な装飾。
とても面白い時間を過ごすことが出来ました。
そしてこのお話に
最後までお付き合い頂き
ありがとうございます!
来年はみなさんがご自身の目で
是非ご覧になってください!