始まりました祇園祭!
(ご参考:祇園祭の日程表です!)
今年も前祭、後祭と山鉾巡行が行われます。
7月に入ってから会場周辺では
例年と同じく大きな賑わいを見せています。
そんな中、大通りから少し中を入ったところで
出会った山鉾を少しご紹介します。
■□■□■□■□■□■□
こちらは『菊水鉾』。
町内に昔からあった「菊水井」という
井戸から名付けられた鉾。
幕末に消失したが、昭和28年に再興。
写真は装飾が施される前の姿だが、
屋根には鳳凰の懸魚が飾られ、
軒下には唐獅子図・飛鶴図・孔雀図といった
きらびやかな翠簾が掲げられます。
■□■□■□■□■□■□
続いては『占出山』。
こちらも装飾が施される前の姿です。
別名『鮎釣山』といい、
その名は神功皇后が戦勝の兆しとして
鮎を釣った説話によるそうです。
この上に乗る人形(御神体)は
金の烏帽子をかぶり、
その名のように
釣竿と釣った鮎を持って立ちます。
また先の神功皇后は安産の神として祀られ、
山鉾巡行の鬮順が早いと
その年はお産が軽いといわれます。
■□■□■□■□■□■□
通った室町通には
山鉾とは違うこんな物も
飾られています。
店舗の創業年(なんと278年!)
と同じ数の鯉を
あしらったタペストリーです。
■□■□■□■□■□■□
先の山鉾を含めた
山鉾一覧がこちらです。
17日の朝9時に
烏丸四条をスタートすると
四条通〜河原町通〜御池通と
2時間以上かけて大通りを進みます。
それぞれの山鉾は
四条〜河原町、また河原町〜御池と
次の通りへ入るために
直角に曲がりますが、
その際の山鉾の動きも見所です。