『京都おさんぽ#69』祇園祭2016年。今度の週末はいよいよ前祭・山鉾巡行。今年も大きな賑わいを見せています!


始まりました祇園祭!

(ご参考:祇園祭の日程表です!

今年も前祭、後祭と山鉾巡行が行われます。

7月に入ってから会場周辺では

例年と同じく大きな賑わいを見せています。

  
そんな中、大通りから少し中を入ったところで

出会った山鉾を少しご紹介します。

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こちらは『菊水鉾』。

町内に昔からあった「菊水井」という

井戸から名付けられた鉾。

幕末に消失したが、昭和28年に再興。

  
写真は装飾が施される前の姿だが、

屋根には鳳凰の懸魚が飾られ、

軒下には唐獅子図・飛鶴図・孔雀図といった

きらびやかな翠簾が掲げられます。

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続いては『占出山』。

こちらも装飾が施される前の姿です。

別名『鮎釣山』といい、

その名は神功皇后が戦勝の兆しとして

鮎を釣った説話によるそうです。

  
この上に乗る人形(御神体)は

金の烏帽子をかぶり、

その名のように

釣竿と釣った鮎を持って立ちます。

  
また先の神功皇后は安産の神として祀られ、

山鉾巡行の鬮順が早いと

その年はお産が軽いといわれます。

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通った室町通には

山鉾とは違うこんな物も

飾られています。

店舗の創業年(なんと278年!)

と同じ数の鯉を

あしらったタペストリーです。

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先の山鉾を含めた

山鉾一覧がこちらです。

17日の朝9時に

烏丸四条をスタートすると

四条通〜河原町通〜御池通と

2時間以上かけて大通りを進みます。

  
それぞれの山鉾は

四条〜河原町、また河原町〜御池と

次の通りへ入るために

直角に曲がりますが、

その際の山鉾の動きも見所です。

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