『京都おさんぽ#68』梅雨の嵐山その②。天龍寺を抜け、やがて大堰川(おおいがわ)へ。川の風物詩の裏側との出会いも。


京都では先日の大雨も止み、

今日は気温がぐんぐん上昇。

罰金を払ってもいいから

「あつい!」と言いたい天気です。

  
さて、先日のブログ

梅雨の合間、嵐山〜天龍寺を散策。面白い発見もありました。

に続いて、今回は天龍寺の先の様子を

ご紹介します。

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天龍寺から南の川へ。

道すがら、

なんとも趣のある建物が見られます。

  
そして川へ。

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河原には、

渡し船のような船が幾艘も見られますね。

しかし、向こう岸には船着場らしきものは見あたりません。

どういうことでしょう?

  
ご存知の方もおられるでしょう。

これらは川下りの船なんです。

上流の亀岡よりここ嵐山までの

約16kmのコースを

約2時間かけて下る

保津川下り」。

  
これからの季節、

豪快な川の流れを聞きながら、

風と水を切って抜ける川下りは

かなり気持ちいいことでしょう。

  
そして、このあと珍しい光景を目にします。

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船の横を見ると、そこにはクレーン。

「ん?」

そうなんです。

このクレーンで船を持ち上げて、

トラックへ載せて上流へ運ぶ。

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本当に偶然ですが、

この遊覧船を上流へ戻す作業に

出会えました。

ラッキー。

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タイトルにもあるように、

先ほどからの写真の川は

「大堰川」といいます。

  
あれ?(今日は疑問ばかりですいません)

桂川じゃないの?

保津川下りの船がここに?

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実は私もこのときまで正確に

知らなかったのですが、

この川は上流の亀岡からここ嵐山にかけて

名前が2回!も変わるんです。

  
亀岡から、約15km

ここの約1km上流までは

川下りと同じ「保津川」。

  
そしてそこからは「大堰川」。

約1kmだけその名が付けられています。

  
更に少し下流の渡月橋からは

「桂川」と言います。

先ほどの写真の「大堰川」銘は、

その渡月橋の上流側の橋の端にあります。

ちなみに反対側は「桂川」ではなく

「渡月橋」と書かれています。

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緑の木々が美しいですね。

嵐山へお越しの際は、

渡月橋からほんの少し上流へ

足を運んでみてはいかがでしょうか。

私と逆向きに天龍寺へも行けますよ。

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